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“生きる力”を身につける
~資源に恵まれない日本が世界で戦うための教育~
新聞やテレビのニュースで小,中,高,大学生の学力低下問題について報道されるようになって久しいですが、
それは年々大きく取り上げられる
ようになってきました。
世界における日本の子どもの学力は、読解力を中心に軒並み順位を下げています。
また、かつて日本は“数学先進国”と云われていましたが、今ではその面影すらありません。
実際に中高生に数学を教えてきた我々の実感として、その報道について否定する余地はありません・・・
しかしながら、その真実(学力低下)の因果に対する社会的な認識に納得し兼ねるのです。
確かに原因は多岐に亘り、複雑に絡み合っています。
ゲーム機やP.C.の普及,携帯電話の普及,ゆとり教育・・・
など様々であり、一言で表現仕様がありません。
では逆に・・・
“学力低下”が引き起こす問題点は何なのでしょうか?
今の報道では、“学力低下”自体を問題視し、その結果の本質について殆ど言及されていません.
「科学の発展が遅れる」ということはよく云われています。
確かに日本は資源立国ではありませんから、科学技術が他国に遅れを取り始めると、国力そのものが低下してしまい、世界における影響力もかすんでしまいます。
しかしそれは一般人が抱える問題ではないと考えています。
行政が取り組むべき問題だと思います。
我々はそれ以上に
“人間の豊かさ” “個として生きる力”
について危惧しています。
それは次のことから覗えます。
周知の事実として数学力低下は著しいわけですが、年々学力の低下と共に、
“「答えをすぐ知りたがる」
「すぐ解説を要求する」生徒が多くなった”
ということを数学の指導者として実感するのです。
つまり、
自分の力で問題を解決しようとしない
のです。
ご存知のとおり、数学は暗記科目ではありません。
ましてや考えもしないうちに解法を他人から教わることで克服できる安価な学問ではないのです。
解ける、解けないではなく、解けるようになる努力をすることが大切です。
例え今,暗闇にいようとも,気持ちを強く持って努力することで,1点の曇りもない太陽の陽の当たる鮮明な明るみへと抜け出せること。
これが数学を理解した者が共通に感じる喜びだと思います。
それを、暗闇を懐中電灯で照らして満足している人間を可哀相だと思うのは我々だけでしょうか?
これらに出会えない子供が多いことが学力低下の最たる問題点の1つであると私は思います。
そして、中高生の時にそのような体験をしていない者が社会に出て、その荒波に打ち勝てるのでしょうか?
大卒の新社会人に対するアンケートを入社後一ヶ月で実施したところ、約3割の人が会社を辞めたいと答えたそうです。
悲しいですが、辛いことを回避してきた帰結だと思います。
今、日本の教育は進化の必要性に迫られていると思います。
答えを知ることではなく、
まずは自分で考え、答えを自分で表現する
それが重要だと思うのです。
YTでは
子どもたちに生きる力を培って欲しい
と思いを込めて指導方針を決定しています。
それは時に、お子さんに苦労を与えることもあるでしょう。
我々と一緒に苦労してもらうこともあれば、お子さんひとりに苦労させることもあると思います。
そんな時は、歯を食いしばって頑張って欲しいと思います。
保護者の方にも、ジッと見守ってあげて欲しいと思います。
〖最後に・・・〗
YTは大学受験の指導を通し、
中高生に生きる力を宿すこと
を目標としています。
そしてそれは結果として
大学受験にも偉大な結果をもたらす
と自負しています。
世の中には、
子どもたちに“ラク”を与える誘惑
が教育関係を問わず横行していますが、
それだけではなく、
子どもたちにあえて
苦労をさせていくことも教育の一つなんだ
ということを日本は失って欲しくないと思います。
そして
ワイティーキューブワールドは
そういう価値観を持った中高生と保護者の方に支えられて
存在しているのです。